薬の味見

薬の「味」を知っておくというのは薬剤師にとって大事なことだったりします。

先月の薬剤師ミーティングの際、とあるきっかけでイソバイドの味の話に。

以前すこし味見はしたことがあったのですが、飲んだことがないという人もいたので
改めて味見をしてみることになりました。

香りは悪くないのです。フルーティーな香りで悪くはないのですが…

実際飲んでみるととても苦い!!
患者さんでもこの味に苦労されている方は多いです。

これを飲みやすくする方法も検討しました。
好奇心旺盛な坂下店の薬剤師チームはいろいろと試してみます。

・水で薄める
これはよく言われる方法ですね。
2倍程度に薄めるだけであんなに苦かったのがスポーツドリンクのような味に。

・氷を入れる
「冷やす」ことが苦みを隠してくれるようです。
冷たくなる+氷が溶けて薄まることにより、これも原液より飲みやすかったです。

・お湯割り
これはダメでした。あの豊満な苦みが倍増です。

・お茶割り
これもわりといけるようです。

「冷たい何かで薄める」のがポイントのようですね。

本などではその他に「レモン汁を加える」「シャーベット状にする」といった方法も紹介されています。

2010.7.14