【本郷店】在宅緩和ケア懇話会に参加しました
10月22日
富山県立中央病院で開催された「第12回在宅緩和ケア懇話会」に参加しました。
第1部はターミナルの患者さんが入院から在宅へ移り、永眠されるまでの経過を
様々な職種の方が各々の視点を発表する事例報告会と意見交換でした。
当薬局から薬局薬剤師の視点で松本課長が発表され、麻薬の管理や
PCAポンプなどについて説明されました。
同じ患者さんでも職種の違いや入院中と在宅療養の違いで見えてくるものが
異なることを改めて感じ、病状はもちろん生活環境や心理状況などについて
情報共有の必要があると思いました。
第2部では「かみいち総合病院」の在宅療養支援体制についてのお話が聞けました。
なかでも「グリーフケア」のお話が印象的で、患者さんが亡くなった後
そのご家族に対して寄り添うことの大切さを感じました。
また、そこから次回への改善点を見出し、今後の在宅医療へ繋げていくことは
私たちも見習うべき医療従事者として必要な姿勢だと思います。
多職種の方々のお話は薬局内だけでは得られないことを吸収できる貴重な機会です。
今後も外部研修会などに積極的に参加し新たな知識や刺激を得ていきたいと思います!
本郷店 稲田
2015.10.26