【業務本部】在宅医療・介護シンポジウムに参加しました
11月8日 恵那市・中津川市の医師会、歯科医師会、薬剤師会、地域福祉連絡会等が主催する
「在宅医療・介護シンポジウム」が開催されました。
基調講演ではエッセイストの安藤和津さんが講師として招かれ「明日を素敵に生きるには」
という題目でご自身のお母様を介護された経験のお話をしてくださいました。
安藤さんがお母様の介護を始めたころはまだ「在宅」ということがメジャーではなく
今のような環境ではなかったこと。その中でどう介護と向き合ったのか。
などお話をしてくださいました。
お話の中で「食」という字を分解すると「人」を「良」くするというお話をされ
栄養バランスや噛むことの大切さについて改めて「食」が重要だということおっしゃっていました。
内容に聞き入ってしまい1時間はあっという間でした。
もっと少し聞きたかったなぁ。
その後、パネルディスカッションが行われコーディネーターに
伊東市民病院地域連携プロジェクトマネージャーの八森医師を迎え、
パネリストに各職種の立場からということで地域の医師、歯科医師、薬剤師
ケアマネージャー、訪問看護師、ホームヘルパーの6名がステージ上でディスカッションされました。
薬剤師の立場から我らの曽我社長が参加されました。
それぞれの立場からの話の中で歯科医師の柘植先生のお話が非常に興味深いものがありました。
口腔ケアや口腔リハビリをしっかりすることで誤嚥性肺炎が減少したことや
しっかりした歯とかみ合わせで身体のバランスを保つことができ転倒予防ができることなど。
またある施設で口腔ケアをしっかりと行ったところ施設内の独特な臭いがなくなったと。
個人的には遠い存在だと思っていた口腔ケアがこれほどまでに重要であることに驚きです。
今回のシンポジウムに参加して多職種連携、地域連携が
これからもっと必要になってくることを改めて感じました。
業務本部 徳原