【在宅推進部】トランスファーセミナーに参加しました
10月26日に福祉ネットひびき主催の『トランスファーセミナー』に参加しました。
トランスファー(英:transfer)とは、四輪駆動車にみられる部品でありトランスミッションに接続され、
エンジン出力をドライブシャフト(プロペラシャフト)を介して・・・・・
今回のトランスファーは移乗動作です。薬局薬剤師が薬局の中にいて移乗動作に関わることは
まずないことだと思います。
なぜ研修に参加したか。
在宅業務を行っていると患者さんから
「ちょっと起こして」
「トイレに行くから手を貸して」
など声がかかります。
「私は薬剤師なので、手伝えないんです」なんて言えません。
今までは筋肉をフル活用し、関節を酷使して手伝うことしかできませんでした。
これは自分自身を痛めるだけでなく患者さんの危険も伴います。
そこで移乗動作を勉強したいと思い参加しました。薬剤師の参加はH薬局長と私の2名。
今回の研修では
①寝返り
②片麻痺の患者さんをを仰臥位から端座位へ
③椅子に座った状態からの立ち上がり
を学びました。グループに分かれて実践です。
なかなかうまくいかず力が入りますが、講師の先生やベテランのスタッフさんは
いとも簡単に動かします。
体の構造や動作の原理原則をしっかりと把握することのむずかしさを体験しました。
正しい移乗動作はこの研修に1度参加しただけではもちろん身に付きませんが、
知っているのと知らないのでは大きな差があると思います。
使用頻度は低いですがしっかりと移乗動作できるよう繰り返し研修に参加し学習していきます!!
業務本部 在宅推進部 松本
2015.10.28