6月 岐阜・長野エリア社内研修会のご報告
今回の第1エリア(岐阜・長野エリア)の研修会、前半は武田薬品工業の新薬アジルバ錠について勉強会を行いました。
医師の治療満足度の高い高血圧治療薬分野での新薬とはどのようなものなのか・・・
「AT1受容体を選択的に阻害し、また、受容体から離れにくくすることにより、優れた降圧効果を持続することが出来る」とのこと。
結果、今までなかなか効果の出なかった夜間降圧減弱(non-dipper)型や夜間血圧上昇(riser)型にも降圧効果が得られたとのことです。
今後の高血圧治療に期待のできる薬剤です。
後半は横井(景)薬剤師による褥瘡についてのお話でした。
褥瘡の薬については知っていても、実際の患部の状態やそれに合わせたケアの仕方、患者さまの食事や生活環境等のアドバイスの仕方については知識不足なことも多かったので、とても良い勉強になりました。
今後は高齢化社会が進み、更に在宅患者さまは増えると考えられます。
その中で今回研修した内容を活かし、患者さまやそのご家族の方々のお役に立てたらと思います。
坂下店 吉村 恵美
2012.6.18