アメリカ研修報告 2011年度
今回は小規模メールオーダー薬局の
「マンデルズファーマシー」について報告させていただきます(^0^)
ここはニュージャージー州の閑静な住宅街です。
そのはずれに位置しているテナントビル
の一角にある薬局です。
「広大な敷地に大きな駐車場を完備しています。」
テナント内にはデンタルクリニックもありました。
それ以外は医療に関係ないものばかりだったような・・。
ちょっと拍子抜けしてしまうくらいの入り口です。
建物は築30年くらいは立っているような感じでした・・・^^;
ここでは主に不妊治療専門の薬剤を扱っており、他の薬局との
差別化を図っています。
1本800ドルするような薬剤もあるそうですが、ものすごい勢いで出ていきます。
このような治療を受ける人は富裕層が多く、支払いに関してもほとんどトラブルもなく
安定した収入があるのも強みとのことです。
1日120名の処方箋調剤を行いますが24時間365日の体制でカウンセリング
を含めて対応を行っておりますので、本音はボスがいないから言うけど
「超しんどい」と言っていました・・・・^^;
ひっきりなしにかかるそうですよ・・・
1000平方メートルの中に調剤室やこのようなブースがあります。
現在では、21州にまたがって処方箋が来るほどになりました。
そのため薬剤師もライセンスの更新が必要になります。
(各州の調剤ができるように、対象の州の法規試験にパスする必要がある)
これもまた大変です・・・・
(調剤室内です)
薬剤師が3名に対してテクニシャンは10名ほどおられます。ここでは
発送も含めての作業もあるため多くの人が勤務されています。
(無菌調剤室です=意外と簡易的に見えますが・・・)
気になる年収は・・・・・
の質問にサラッと「10万ドルです!」って・・・
「ウォルグリーンは25万ドルですよ!」と笑顔で答えてくれました^0^
専門性も極めることで、安心や信頼を勝ち取ることができるとのことでした。
「確かに!!」
私たちの取り組む方向性のヒントになりました!!
ちなみに答えてくれた薬剤師の先生は5年間もバーケーションを
取れてないといっていました・・・(汗)
次回はオフショットです^^
医薬事業部 勝村弘人