アメリカ研修報告  2011年度?

今回は研修1日目の中でのトピックスを

報告いたします。

「アメリカの薬剤師教育と大学の役割」について簡単に報告いたします。

現在、アメリカでの薬剤師を取りまく環境に大きな変化がこの5年間で

見られてきました。それは薬科大学が全米中に乱立し、薬剤師の需要と供給

のバランスが崩れてきたためです。一方では、質の高い薬剤師の確保に困難

が見られてきているそうです。

アメリカの不況や競争の激しさもあり、ギリギリまで就職できない人が

20%も残っているそうです。

 

現在では教育プログラムの中で特に必要とされているのが、

コミュニケーション能力です。これは入試の段階で重要視されており

これに著しく欠如している人は入学できないそうです・・・

他には、

医療人としての奉仕の気持ち

基礎的な学力

チームアプローチ能力

などといった能力が必要とされる薬剤師に多く求められてきます。

日本と同じ現象が起こっていることに驚きを感じました・・・

(ある意味、アメリカはもっと先進的な印象が強すぎた為でしょうか・・)

(研修の合間・・・・)

 

また、薬剤師の仕事の内容が「調剤」から「臨床サービス」に大きく

シフトしてきており、それに対応できる薬剤師の養成が急務だそうです。

各国問わず、薬剤師としての社会的役割は間違いなく変化を求められていることが

うかがえます!!

社会から期待される薬剤師になるように、皆さん一緒にがんばりましょう^0^/

 

医薬事業部

勝村 弘人

 

 

 

 

 

 

2011.10.28