【高屋敷店】ダーブロック錠勉強会
お隣のクリニックさんにて行われた勉強会に一緒に参加してきました。
今回は協和キリンさんより「ダーブロック錠」についての勉強会でした。
ダーブロック錠は5種類あるHIF-PH阻害剤の1つであり、腎性貧血に使用される薬です。
※腎性貧血とは腎機能の低下により赤血球の産生を促進するエリスロポエチンが十分に
産生されなくなり起こる貧血の一種です。
ダーブロック錠はHIF-PHを阻害することでHIF経路が促進しエリスロポエチン産生が亢進され
貧血を改善していく薬として活躍しています。
規格も1㎎、2㎎、4㎎、6㎎と多くあります。
メーカーさん曰く、他のHIF-PH阻害薬との違いは多価陽イオン含有製剤との相互作用がないため
例えば、下剤としてよく使われている酸化マグネシウム等とも併用しやすい製剤となっているので
多くの方で使いやすいのではないか。との事でした!
5種類もあるHIF-PH阻害の使い分けはそれぞれ薬剤の特徴も考えながら
患者様に合ったものを選択していく必要性があるな・・・と思いました。
処方が来た際、これまで以上にしっかり併用薬のチェックやお薬の提案もしていきたいと思います。
高屋敷店 高宮
2022.7.14