【坂下店】 第8回ヘリックスビル 秋の消防訓練
令和元年11月6日。
この短い期間の中には色々な出来事がありました。
前回4月、春の消防訓練から7ヶ月。
●5月1日
上皇陛下が江戸時代の光格天皇以来202年ぶりの生前退位を表明され、「平成」から
「令和」と元号が変更されました。
●9月5日・10月25日
日本列島に大きな被害を与えた台風15号及び19号、千葉県では両台風が同じルートを辿
ったために更に大きな災害が発生する事となり、更に各地では堤防の決壊などが相次ぎ
家屋の浸水が相次ぎました。
●10月1日
消費税が8%から10%増税、そして初の軽減税率が導入されました。
●10月31日
那覇市首里当蔵町の世界文化遺産に登録されている「首里城」で、正殿など主要7棟が消
失する火災が発生しました。
●11月4日
弊社が本社を置く岐阜県。首里城と同じく県内の世界文化遺産に登録さ
れている「白川郷」(合掌造り集落)近くで物置小屋を火元とした火災が発生しました。
こちらの火災では、幸い合掌集落への延焼はありませんでした。
その中の「火災・自然災害」に対応すべく「ヘリックスビル」では、テナントの皆さんと
共に消防訓練を実施しています。
今回の訓練内容は、消火訓練および通報訓練を行いました。
前回まで消火訓練と避難訓練を行っていましたが今回新たな訓練内容に変更しました。
訓練は今回も警備会社さんにお手伝いいただきました。
先ずは毎回行っている水消火器による消火訓練。
消火器の構造や操作方法、そして肝心な消化方法を教授頂いたのちに、いざ消火!!
この日は風が強く消火液に見立てた水が風に流れます。
本来は火点の風上からの消火器噴射が基本です!
次に行う訓練は、今回ヘリックスビル消防訓練では初の試みとなる、通報訓練です。
通報訓練の実施を予め消防署へ連絡し、実際に「119」へ電話を掛けます。
先ずは簡単な火災報知盤の説明を聞きます。
通報訓練開始です!
「119」をプッシュ!!
実際の消防管制室と電話が繋がり「訓練です!」とお知らせし訓練開始です。
一般的な問答が書かれたマニュアル(ヘリックスビル用)を参考にし、質問に答えます。
管制室:「火事ですか?救急ですか?」
Nさん:「火事です。
管制室:「住所は?」
Nさん:「中津川市坂下○○です。。
管制室:「目標となる建物は近くにありますか?」
Nさん:「○○診療所前の建物です。」
管制室:「何が燃えていますか?」
Nさん:「○○薬局の給湯室からです。」
管制室:「あなたのお名前は?と連絡先は?」
実際の内容は受話器から聞こえていませんでしたが、こんな内容の質問があったようです。
Nさんいわく「緊張した~」と一言。
続いて、テナントさんのI常務にも体験していただきました。
とても冷静な受け答えをされていました。
実際に火災が発生した場合でも冷静さは大切ですね。
普段の生活の中で電話機の「119」をプッシュすることに事態に遭遇することもなか
なかありませんよね。
火事・救急は:「119」
事件・事故は:「110」
誰もが知ってるこの番号に実際掛ける事は貴重な体験でした、冷静に今起こっている状
況を的確に伝える。
貴重な訓練体験をさせていただきました。
いつ起こるか分からない天災や災害。
起こらないのが一番ですが、万が一発生した場合にいかに対応できるかが重要です。
自分を守るため・家族を守るためにも備え(予防・対応策)は大切です。