海外(米国)研修報告2010 その1
今回、3つのテーマを検証、分析するために米国のシアトルへ行き、
海外研修を受けてきました。
またとないこの機会に恵まれて、感謝の気持ちをこめて少し報告したいと
思います。
<セミナー1日目>
米国北西部ワシントン州にある最大の都市、シアトル(seattle)。
この町は、イチロー選手のいるマリナーズの本拠地として日本人には、
有名な都市です。
人口は60万人であるが、州都オリンピアも含めた広域エリアを含めると
370万人以上が生活しています。
(シアトル市内にあるワシントン州立大学)
この都市は、世界中の都市と姉妹都市契約を結んでおりますが、
日本では神戸市と気仙沼市が結んでおり、緑豊かな海と湖に面していて、
ボーイング社、マイクロソフト社、アマゾンドットコム社、スターバックス社、
エディバウアー社、コストコ社などの世界的に有名な優良企業が本社を置いている。
今日は、多くの企業の本社を眺めながら市内をめぐり、都市の歴史を勉強しました。
PS
seattleという都市の名前は、原住民であるインディアン部族の酋長さんの
名にちなんで付けられたそうです。
多くの部族は白人と争い破れ命を失っていったが、この酋長さんは、
時代の流れを感じ、他の場所へ移る決意をし争わなかったようです。
アメリカ14代大統領フランクリン・ピアーズにあてた手紙はとても有名です。
『
あらゆるものはつながっている
わたしたちが この命の織物を織ったのではない
わたしたちは その中の 1本の糸にすぎない
生まれたばかりの赤ん坊が 母親の胸の鼓動を したうように
わたしたちは この大地をしたっている
もし わたしたちが どうしても
ここを立ち去らなければならないのだとしたら
どうか 白人よ わたしたちが 大切にしたように
この大地を 大切にしてほしい
美しい大地の思い出を
受けとったときのままの姿で
こころに刻みつけておいてほしい
そして あなたの子どもの そのまた 子どもたちのために
この大地を守りつづけ
わたしたちが愛したように 愛してほしい
いつまでも
どうかいつまでも 』
昔、聞いた事のあるこの文章を思い出し、改めてこの酋長に敬意をもって
このまちのことを、この国のことを勉強しようと感じたのでした。
(シアトルの夜景:スペースニードルから)