医療と介護を連結させた施設「アリシス上小松」さん

4月から営業を開始する石川県内初の医療と介護を
連結させた施設「アリシス上小松」さんを見学してきました。
(今回、写真がなくてごめんないさい)
小松市内にあった旧田中病院を改装し
3つの業態を集積した新しいスタイルの事業です。
介護業界では、話題になりつつある
「高齢者専用賃貸住宅」という業態です。
元々鉄筋コンクリートの6階建ての総合病院であった場所を
「株式会社スペースオブライフ」がマンション経営者として購入し
高齢者(要介護者)を入居募集する。
1階には、「上小松クリニック」さんがテナントとして入り
一般の外来患者さんも診察にあたります。
院長の石田雅樹Drが中心の複合施設となります。
同じく1階には、福祉施設運営会社
「株式会社ケア・コミュニケーション」が
「デイサービス」と「訪問看護ステーション」を運営し
マンションに住む方を迎えてお風呂に入れたり
介護度に会わせて居室まで看護に行きます。
2階には、広い厨房と食堂を用意し
ヘルパーさんが食事時間には、ここまで
お連れします。
そして駐車場横には、調剤薬局があり
Drが在宅診療として往診する場合の院外処方せんに
基づき在宅訪問管理指導を行う形態をとっています。
つまり、薬の管理は全て薬剤師さんが部屋まで来て
管理していただけるという事です。
石田先生は以前、辰ノ口にある「芳珠記念病院」の分院に
勤務されており、やわたメディカルセンターと共に
病診連携ができており患者さんにとってはとても安心です。
病院を改装して、看護マンションとしているので
新築ではありません。
価格を抑えての介護付き老人マンションといえます。
紹介いただいたニシ・ウェルネスさんの運営する
「ウェルネスふらま」「ウェルネスかねの」のような
高級感はありませんが、介護度が重い3 5の
利用者には十分ではないでしょうか。

2008.4.1