アースカラーを求めて
20年ほど前から、個人的な趣味として
「アート」があります。
・石 (遺跡・化石・貝・・・)
・オブジェ(曲線や渦巻きをしているもの・・・)
・絵画 (土色を基調としたもの・・)
決して、メタリックでなく、地球に存在する色がベースです。
日展などの展示会に行けばいい作品はあるのですが
高級すぎて手に入りません。
なかなか自分にあった感性のものに
出会えるものではありません。
ところが、なんと
先日、金沢の友人に紹介された作品をみて
ものすごいインスピレーションを感じました。
「左官アート」という名で、全国的に販売されているようです。
「左官アート」とは
通常は「壁」として見ている左官のあらゆる仕上げ方法を、
一定の大きさの額の中に、左官技能者の技術とデザインの
枠を尽くして表現し、見る人に左官技術性の高さと、
最近は身近に見なくなった「土壁」や「漆喰」の風合いや
その良さを改めて認識して頂く為に、表現したもの。
そこで、早速、友人にお願いし製作もとの株式会社イスルギさんに
お伺いして、多くの芸術作品を拝見してきました。
(石動専務に左官に関する話を伺う)
全国のいろんな場所の土を使用し
着色を一切しないで天然の風合いを出しています。
これからの時代、こういった日本の誇る左官技術で創造される
芸術は世界的に認められるであろうと感じています。
少しでも多くの人に「土」のよさを実感していただきたいものです。
早速、購入したお気に入りの作品は本社応接に飾りました。
2007.7.13